ポモドーロテクニック!?

勉強法のテクニックとして、「エビングハウスの忘却曲線」から効率的な反復復習を行う「ライトナーシステム」と様々な学習を一定時間に変更して脳のリフレッシュをはかる「インターリーブ学習法」をお伝えしてきました。

最後は、人の集中力の持続時間はどのくらいなのか、休憩時間にどんな事をすると記憶の定着がしやすくなるのかについてです。

イタリア出身のコンサルタント、フランチェスコ・シリロは「どんな仕事でも、25分+5分で結果が出る」としてポモドーロテクニックを発表しました。

シリロは学生の頃、集中力とモチベーションが弱いと自分で感じ、時間を無駄にしないで勉強するにはどうしたら良いのかと考え、目の前にあったトマト型のキッチンタイマーを使って集中的に10分間勉強するのであった…。
その後、人にとって最大限の生産性と効率性を引き出す時間は何分なのかを研究した。
結果として、25分間の集中的な勉強と5分間の休憩を交互に行い、それを4セット行った後、20-30分の長い休憩を取る事が最適な生産性と効率性だと見つけるに至った訳です。

ここでのポイントとなるのが、中断と休憩時間の活用方法です。

中断には外的中断と内的中断の2種類あります。
・外的中断とは、電話や来客などの自分では制御できない中断の事。
・内的中断とは、メールのチェックや急な用事を思い出す、他人に注意が及ぶなど自分の意思で動いてしまう中断の事。
25分間の中で外的中断と内的中断が起こった場合はタイマーもリセットする事になります。

5分間の休憩について。

効果的な休憩は仮眠や瞑想するなどの外部からの情報をシャットアウトする方法が良い。
脳を完全に休ませるだけでなく、いったん外部との接触をシャットアウトする事で脳の情報回路が整理し始めて記憶定着が向上する事が科学的に分かっている。

しかしながら、25分間の連続した集中はなかなか難しいものです。特に内的中断は頻繁に起こるので確固たる信念や目標が必要なのですね。

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