22.産地別テイスティング

同じブドウ品種で生産地が異なるワインのテイスティングです。

旧世界のワインと新世界のワインを比較する事で生産国によっての個性や特徴を掴むトレーニングです。

例えば…

シャルドネ種の場合、フランス(ブルゴーニュ) ×  チリ 

ピノ・ノワール種の場合、フランス(ブルゴーニュ) ×  アメリカ(オレゴン州) 

シラー種の場合、フランス(ローヌ) ×  オーストラリア

この様にして様々な組み合わせでテイスティングをして、自分なりの生産国によっての個性や特徴を掴んでいきましょう。

試験で出題されるであろうワインは、一般小売価格¥2000-¥5000程です。安価過ぎても品種的な個性がないものがあったり、高価過ぎても生産者の個性が突出したりするのでこの位の価格帯が理想だと思います。

最後に…

初心者の方は、まず外観・香り・味わいの大きな特徴的な違いを見つけましょう。

次のステップで、品種の個性を覚える、産地ごとの特徴を捉える。ぶどうは農作物なので気候的な特徴が必ず出てきます。涼しい北の気候を好むブドウや、温暖な産地を好むブドウもあります。地図に置き換えて確認することでさらに分かりやすくなります。

最後に樽のロースト香、スパイス、熟成まで捉えられれば十分です。

何回も間違えから学んでください。地道な練習がやがて大きな差になります!
頑張りましょうね。

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