12.香りの分類 ミント〜ヴェルヴェーヌ

【ミント】…第1アロマ
グリーン系のスッとした清涼感を感じるグリーンな香り。
スッキリとした若い白ワインに用いることが多く、ソーヴィニオンブランなどのグリーンな印象の強いワインに使われます。
赤ワインの場合には、新世界のカベルネソーヴィニオンなどに現れることが多く、アメリカンオークの樽で熟成した際にも現れると言われています。また、「ミンティ」と表現する事もあります。

【アニス】…第1アロマ
中華料理に使われる八角と似た香りを持つアニス。アニス系リキュールのパスティスやペルノーにも香り付けとして使われており、独特の香りを持っています。

【ヴェルヴェーヌ】…第1アロマ
上品な香りの構成のためか、ハーブティーの原料として人気が高く、香りはもちろん、味わいにも現れてくる緑色のニュアンスの清涼感の特徴。どちらかというとやや控えめな清涼感を表すのに使います。
ミントより清涼感は弱めの時に使います。

《補足》
清涼感がどのレベルのもので、何に起因しているものなのかを考えて選ぶ必要があります。
より日照量に恵まれて積算温度の高い産地の方が、そして新樽からの影響の多い方が、香りや味わいの清涼感をより強く印象付ける事が多いです。
★クマツヅラやレモンバームなどのハーブ系のやわらかい控えめなタイプ
★ミント系の香りとしての、スペアミントやペパーミントなど
★より強い清涼感としてオーストリアの白ワインなどに多く見られるユーカリなど

今日はここまで。
また明日お会いしましょう。

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