11.香りの分類 すいかずら〜菩提樹
《お花編》
【すいかずら】…第1アロマ
白い花系の一種で幅広く様々な白ワインに用います。
ジャスミンの様な甘い白い花の特徴と、植物のつるのような少し青い印象を同時に伝えたい時に用います。
【アカシア】…第1アロマ
白ワインに対して良く使われる香りです。華やかでフローラルなキャラクターを持つ白ワイン全般に使われる言葉です。白い花のニュアンスを表す表現として広く用います。
すいかずらよりも白い花の甘い香りが強い時に使われます。
【バラ】…第1アロマ
赤いバラ(赤ワイン)白いバラ(白ワイン)など基本的には花の色の違いが、ワインの色調の違いとして使い分けられますが、しっかり花開いた大きいお花の印象を表します。
白ワインの場合、白いバラの香りはゲヴュルツトラミネルに顕著に表れます。ほかの品種でもリースリングやシャルドネで使う事がまれにあります。
【キンモクセイ】…第1アロマ
白ワインに対して良く使われる香りです。オレンジ色の華やかで甘い香りをもつ花の特徴で白ワイン全般に使われる言葉です。アカシアよりもはっきりとした甘いニュアンスを表す表現です。
【菩提樹】…第1アロマ
リースリングに良く使われる表現で他のブドウ品種にはあまり用いられません。リースリングの独特のミネラル香を指しており「ペトロール香(石油的な香り)」とも言い表せます。
ペトロール香とはあまりふさわしくないので、菩提樹の香りやハーブティーのカモミールと言い換えられる事が多いです。
今日はここまで。
また、明日お会いしましょう。
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