25.3種類のタイプ別分類方法 その2
前回の続きより…。
白ワインを大きく3つに分類します。
(1)スッキリ、爽やかなタイプ
(2)アロマティックで、豊かなタイプ
(3)濃縮し、力強く、厚みがあるタイプ
これらにはどの様な品種や特徴があるのでしょうか。
試験に出題される主要白ブドウ品種は、Ch 、SB、Ri、MD、GW(ゲヴェルツトラミネール)、甲州、TT(トロンテス)です。
その他のブドウ品種が出題されても、タイプさえ間違えなければ大丈夫です。
(1)スッキリ、爽やかタイプとは?
色調が淡く、フレッシュなフルーツの香り、酸が溌剌としていて爽やか。冷涼感があり、アルコール度数も低く軽やかでスッキリしているタイプです。…最初はなんとなくで大丈夫です。
→甲州、MD、Ri、SB、Ch など。
(2)アロマティックで豊かなタイプとは?
色調が中程度かそれ以上で、熟したフルーツやほんのり甘く白い花の香り、フローラルな香りがする時もあります。酸味は柔らかで、豊かな果実味。やや暖かな気候のアルコール度数も中程度かそれ以上のニュアンスです。…そんな感じかなぁくらいで。
→Ri、SB、GW、TT、Ch
(3)濃縮し、力強く、厚みがあるタイプとは?
色調が濃く、粘性も強め。トロピカルフルーツの様な南国を感じるような温暖な気候。成熟したブドウからの力強く厚みがある味わい。樽のローストから由来するバニラの香りなど。
→Ch(試験的には)
次回、赤ワインの3タイプをお伝えします。
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