5.テイスティングのトレーニング方法 その2

【2】二次試験対策用ワイン(解説付き)を購入して学ぶ

ここでのポイントは必ず「解説付きのワインセット」を購入して下さい。
テイスティングの独学は危険です。教科書だけの知識ではそのワインの本質は見抜けないですし、間違えていても誰も教えてくれないからです。

もしくは信用できる酒屋さんに行き、ワインのテイスティングに向いた要素のワインを選んでもらう事です。最近ではネットで詳細なテクニカルデータが見れるのでそれも活用するとよいと思います。

購入後、実際に3〜4種類のワインを同時にテイスティングを行い、模範解答で答え合わせをしてください。

ポイントとしては何種類か同時にテイスティングをする事です。そうする事で、色調の濃淡から香り、味わいの違いが比較が出来ると思います。比較する事が非常に大切で、個性や特徴を見つける手助けをしてくれます。

数種類も同時にやると、ワインを何本も開けないといけないからそんなに飲めないし、次の日は味が変わってふるから困る。とお困りの方には良い方法があります。

100ccの小瓶をネットなどで購入(参考までにリンクを出しておきます)して、ボトルを開けたらすぐに小瓶に移してください。もちろん、入れる前は瓶を熱湯消毒してくださいね。しっかり密閉すると冷蔵庫で1週間程酸化を防ぐことができます。

また、市販の飲み物の空き瓶で代用する事も可能ですが、わずかに残った香りがワインに移ってしますので私はお勧めはできません。

小瓶に番号をこっそり書いておいて(自分なりに見えないようにして)少し暗くした部屋で何種類か同時にワインを選んでグラスに注ぎます。その後、数種類のワインのブラインドテイスティングをして、後で答え合わせなんて事を私は良くやってました。
薄暗くする事で外観からの情報で、答えの目星を付けてしまうリスクもありません。

一つ問題点があるとするならば、冷蔵庫を小瓶でかなり占拠してしまうので家族がいらっしゃる方は一声かけておいた方が良いです。家でもトレーニングが出来ますのでやってみてください。

テイスティングをするワイングラスも重要です。試験では国際規格のテイスティンググラス(INAOグラス、ISO規格)を使うので、自宅でも同様にこのグラスでテイスティングするのに慣れていた方が良いでしょう。

比較テイスティングを行うので最低でも3脚必要です。割れることを考えても、6脚入りの箱で1箱購入しておく事をお勧めします。

受験生の皆さん頑張ってくださいね!

ワイン講座🍷

New!! コンテンツの量が多くて見づらいので『ワイン講座2🍷』を新たに開設しました。 そちらも宜しくお願いします! このサイトでは… ソムリエ・エキスパート資格試験の二次 独学で合格したい!!っと考えている方へ向けての勉強方法、テクニックなどもご紹介してます。 ワインに関しての様々な話題や小ネタも書いていきます。論述試験に出るかもよ(笑)

0コメント

  • 1000 / 1000